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アラスカ通信

実は今年の夏は、
アラスカにヘリパイの武者修行に来ています。
プロのパイロットに成ると決めた時から、
消防ヘリのパイロットになりたいと思ってやってきました。
でも実際には、消防の経験の無いパイロットには、
誰もチャンスを与えてくれないと言うのが現実です。
チャンスが無いから経験が無い、経験が無いから消防の仕事が取れない。
そう状態が普通なんですが、今年ついにチャンスを掴みました!
一歩手前の仕事ですが、非常にいい経験になる仕事で、
来年からは、何処の仕事でも取れる様に成りそうです。
ここアラスカでの仕事は、
いわゆる Bush Pilot と言う仕事で、
山の中で、何時でも、何処でも、何でも、運ぶ、
と言うような仕事で、毎日毎回のフライトが機体と自分の限界への挑戦です。
今までの観光フライトと違って、ものすごくシビアーな環境です。
電話もインタ-ネットもテレビも無い、
建築作業員達との共同生活で、
時には、山の中で自分とヘリだけの生活もします。
難しくて、危険な仕事がほとんどですが、
来年から消防活動に参加できそうなので、
仕事そのものは全く苦になりません。
でも、気を抜くと即事故に繋がるような仕事ですので、
緊張感を保ってやってます。
山の中で待機中には、
カリブ-やムースそしてグリズリーなども出てきます。
そんな環境なので、いつもショットガンを搭載していて、
外を一人で出歩くときはいつも携行しています。
まだショットガンは撃った事が無いですが、
作業員の45口径のマグナムを撃った時ははさすがにパワフルですね。
先月は地上6,000mの雪山まで行って撮影してきました。
酸素吸入しながらの飛行で初めての体験でした。
毎日この様な状態で仕事をしています。
そしてついに来月からは、地上員と連携しながらの吊り下げ作業が始まります。
緊張と楽しみな気持ちが同時に来ています。
では、また、アラスカからの通信を送ります。

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