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2008年06月28日

Navajo(ナバホ)通信2

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ついに、消火活動やってきました!

今までスタンバイが殆どで、
数回のパトロールと消防隊員との合同訓練訓練だけだったのですが、
ついに山火事が起こりました。
休暇から帰ってもう一度訓練を行う予定でしたが、
いきなり大規模な火災で本番を迎えました。
最初は規模が小さい火災だったのですが、
強風や、急斜面、極度の乾燥状態等のせいで、一気に燃え広がり、
初日で180エーカー(1エーカー=約64m四方)、2日目で60エーカーを消失し、
やっと鎮火しました。
Helitack(航空消防隊かな?)だけでは間に合わず、
近辺の消防署やヴォランティアまで、約80名ほど動員し、
5日も掛かりました。
食堂、トイレ、宿泊施設、臨時へリポートまである、
大(中かな?)規模なHeli Baseを設定し、毎日食事の輸送なども行いました。
実際の消火活動では、かなり煙がすごく、
上空は勿論、地上の火災現場も視界が殆ど無い状態での活動でした。
訓練とは違って、火災からの熱で気流がかなり悪く、
また高度、温度、が高い為、ヘリの能力がかなり落ち、
時には高度を保てなくなったり、
気流が悪く、作業の続行が不能になったりと、
機体と自分の限界を見極めながらの飛行でした。
時には機体の限界を超えて、何とか脱出するような事も有りました。
また散水用の水源地が切り立った崖のすぐ後ろに有った為、
気流が悪く、また標高も4,000m近かったので、
水を汲んだバケツを、持ち上げられない事が何度もありました。
初日は、消防隊員に水を掛けたり、
バケツが木に当たったり(内緒です!)、
火力の強いところに散水して、地上に届く前に蒸発してしまったり、
無線の指示が理解出来ず(ナバホ族なんでかなりアクセントが強いんです)、
燃え盛る火の上でウロウロしたり等、
色々ミスをしましたが、
毎日少しずつ仕事に慣れ、技量が上がっていくのが自分でも分かりました。
でも、まだまだ遅いですね。
速さと正確さをもっと上げなければなりませんね。

今日は全ての火事がコントロールされてる状態なので、
新しい火災が起きるまではスタンバイ状態です。
朝は煙と煤で汚れた機体の掃除と、
読み残した本の始末ですね。
こんな日がいつまで続くのか、、、
隊員たちは皆
”もうすぐ休み無しで、毎日数箇所の現場を駆け巡るようになるぞ”
って言っています。
多い時は一日で9箇所の火災現場に行く事も有るそうです。
それまで少しスペイン語の勉強でもしますかね。

2008年06月20日

Fire Fighting

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久しぶりのBlogです。
今年の3月にFire Fighting の仕事が決まってYutahで訓練と試験を行いました。
2種類の機体で4つの試験を無事に終え、晴れて長年の夢だった防災の仕事に就けました。
仕事の内容は、Initial Atack と言って,いわゆる初動です。
火事が起こると消防隊員と一緒に現場に飛行し、
火災の状況や大きさ等の分析、消火方法の決定、
臨時離着陸場や散水用の水源の選定、等を行った後、
地上に消防士を降ろし、後はひたすらヘリで水を汲んでは散水を行う作業です。
時には様々な機材や物資などの吊り下げ輸送の作業もあります。
とにかくバラエティーに富んだ仕事で、
いつどこで何をするか全く予想できない仕事で、毎日がChallengeの連続です。
今の現場はアリゾナ州のWindow Rockと言う、ナバホ・インディアンの首都で、
非常に乾燥したHigh Desertと言う気候帯の砂漠地帯です。
サラサラの砂の砂漠ではなく、
西部劇などで出てくる赤い岩と枯れ草があるそんなところで、
居留地をインディアン達と一緒に守っています。
乾燥しているので雲ひとつ無い空が毎日続き、
空気の透明度がすごく高く、今まで自分が見た空の中で、
ここの空の青さは多分世界一ですね。
ハワイの空も綺麗なのですが、湿度が有るのとKilauea火山からのガスで、
多少もやが掛かった状態がよく有ります。
特に最近は火山活動がかなり活発で、
真っ赤に解けた溶岩や大量のガスが吹き出ています。

実は3月に仕事が決まった時と試験に受かった時、
Blogを更新しようと思っていたのですが、
自分の技量に納得がいかず、つい更新する気に成れませんでした。
Arizonaの前にもMichiganのCadellacとう言う所で消火活動を仕事をし、
消防員からの評価は良く、TVや新聞などでも取り上げられたのですが、
どうしても自分では納得できない技量で、
少し残念でした。
もっと上手く、そして早くなければ役に立たないし、
一流にはなれない、そんな思いで今日までひっぱて来てしまいました。
3年目で消防に就けると思っててやってきたのですが、
1年早くこの仕事に就いて嬉しい反面、まだまだ難しいですね。
”石に上にも3年”って言いますが、
この夢を実現するのに19年も掛かってしまいました。
でも、まだまだ始まったばかり。
修行は当分続くでしょうね。

写真:ナバホ・インディアンの首都Window Rockは、風化によって出来た大きな穴の   有る岩から名付けられ、この岩はナバホ族の象徴になっています。